ニューイヤー駅伝2020の優勝予想 旭化成の戦力分析
ニューイヤー駅伝2020の優勝予想を過去のデータと現状を見て展望していきたいと思います。
今回は旭化成 の予想をします。
今後、優勝候補のトヨタ自動車も取り上げる予定なのでそちらも読んで頂けると嬉しいです。
また、箱根駅伝2020の予想で駒澤大学、東洋大学、東海大学、國學院大学、青山学院大学、東京国際大学
を取り上げていきますので、そちらも読んで頂けると嬉しいです。
目次
駅伝の結果
総合結果1位
1区(12.9km)茂木圭次郎 2位
2区(07.0km)Rムウェイ 5位
3区(10.9km)山本 修二 5位
4区(09.5km)市田 宏 3位
5区(13.0km)市田 孝 1位
6区(10.9km)佐々木 悟 1位
7区(16.0km)大六野秀畝 1位
トラック競技
+95点
03位 28分25秒95 村山紘太
06位 28分44秒11 鎧坂哲哉
07位 28分44秒22 茂木圭次郎
08位 28分45秒05 市田孝
12位 29分03秒56 村山謙太
22位 29分58秒44 市田宏
6位 28分39秒89 市田孝
8位 28分47秒31 市田宏
9位 28分48秒73 村山謙太
戦力ダウン値
-50点
・鎧坂哲哉、村山紘太の状態
戦力アップ値
+10点
・山本修二の加入
タイトル獲得選手(直近1年)
鎧坂哲哉
・ニューイヤー駅伝3区
市田宏
・ニューイヤー駅伝6区
10000m記録&人数
95点
日本人選手10000mの27分台記録&人数(11/23現在)
27分台6人
27分29秒69 村山 紘太(2015年)
27分29秒74 鎧坂 哲哉(2015年)
27分39秒95 村山 謙太(2015年)
27分46秒55 大六野秀畝(2015年)
27分53秒59 市田 孝(2016年)
27分56秒29 深津 卓也(2010年)
レーダーチャート
戦力バランスをチャートに表すとこんな感じでしょうか…。
区間配置予想(11/3時点)
1区 茂木圭次郎
2区 Rムウェイ
3区 村山紘太
4区 市田孝
5区 村山謙太
6区 市田宏
7区 大六野秀畝
順位予想
総合得点250 点
優勝確率70%
予想順位1位
※参考
あくまでも私の予想です。対抗出来るチームはトヨタ自動車とコニカミノルタ、MHPS長崎くらいでしょうか?
順位予想その理由
このブログを書いている途中でですね…
思いました。
強えよー!付け入る隙がないよ!
旭化成
だってですよ!
・日本選手権10000m6人出場で4人入賞の総合力
・10000m日本記録保持者や4区区間賞経験者などが在籍するエース力
・3年連続でニューイヤー駅伝優勝の安定感
どうやって旭化成に勝つの?って思ってしまうくらいです。
そもそも実業団は卒業がないので前回王者は大本命です。
大学ならば卒業があるので戦力が大きく変わります。
例えば青山学院大学だと今年5人の主力選手が卒業して大きく戦力ダウンして苦戦しています。
なので、卒業がない実業団は戦力が大きくダウンする事はありません。
優勝チームは外国人選手の起用禁止とか日本人選手で一番速い人の起用禁止とかあれば別ですが、
もちろんそんなルールはございません。
そういう訳で
調子や故障者の数がニューイヤー駅伝の成績に直結する訳なのですが
旭化成は状態も悪くはなさそうです。
唯一心配なのが試合に出場していない前回3区で区間賞を獲得した鎧坂哲哉ですが…
それくらいでしょう。
あとはズラリと並ぶ超豪華メンバーの中から7人選ぶ事が出来るのです。
サッカーで言うと…
メッシ、ロナウド、ムバッペ、アザール、アグエロ、ベンゼマ、サハ
など、各国のエース選手が同じチームでプレイ するようなものです。
サッカーだとエースだけが集まるとチームが機能しない可能性がありますが
駅伝は基本的には個人競技なので
エースだけが集まっても全く問題ありません。
10㎞以上であれば距離が長くても短くても問題ありません。
ウィークポイントはないのか?
結論、ウィークポイント(弱点)は
ない。です。(多分…)
数年前は外国人選手が居ないので2区が穴ではありました。
だから1区で貯金をしようと焦って飛び出したりして空回りしてましたが…
現在は強力な外国人選手が健在です。
日本人オールスターに外国人選手が入っているので、それは付け入る隙はありません。
最長区間の4区も市田孝や大六野秀畝といった経験者もおりますし、
繰り返しでしつこいですが…
どうやって倒すの?
と、聞きたくなってしまうほどです。
一昔前(ワールドカップを優勝した時)のスペイン代表にメッシ が入るようなものです。超強いです。
11月28日時点で書いているのでわかりませんが、エントリーメンバーに市田兄弟、村山兄弟、大六野秀畝などが漏れてしまったら話は別ですが大幅に主力選手が欠けない限りは優勝候補の大本命で間違いないでしょう。
あとは直前のアクシデント。
インフルエンザなどの体調不良や故障などが大きな敵となりそうですが、そこら辺は百戦錬磨の選手やスタッフが揃っているのでうまくやるでしょう。
唯一の不安要素は当日の気象コンディションです。
強い風が吹いた場合、5区スタートまでに2位チームに差をつけていないとアンカー勝負まで行く可能性があります。
あとですね。
そんなに強いって言うけど
MGCファイナル男子に1人も出場してないんだからそんなに強くないんじゃないの?
と、ツッコミを受けそうですが…
MGCファイナル男子に旭化成の選手が出場していないのは確かに残念ですが
最長区間22.4㎞のニューイヤー駅伝ではあまり関係ありません。
むしろ日本選手権10000mの方が参考になります。
MGCファイナル男子に出場しないデメリットはニューイヤー駅伝に関しては今の所見当たりません。
理想の展開
理想の展開は4区までに2位以下に差をつけての
逃げ切りです。
なので4区終了時点でトップに立ち、2位以下をある程度離していれば選手層を考えてもほぼ逃げ切れると思います。
ただし!
風が強い場合で
4区終了時点で旭化成が2位以下だったり、同時でタスキ渡しとかだったら危ない可能性 もあります。
風が吹いた場合で2位以下だった場合
そこから仮にトップに追いついたとしても
引き離し、差をつけるのはかなり難しくなります。
何故ならば
後ろにつかれて風除けにされる可能性があるから!
そうなった場合アンカーのラスト勝負まで決着がつかないかもしれません。
ラスト100mの勝負になったら、それはどちらに転ぶかはわかりません。
まさにスプリント勝負となります。
旭化成はそうなる前に勝負をつけたいところです。
当日、風が吹かなければ問題ありませんが、吹いた場合は出来れば4区までに勝負をつけたい ところです。
来季は東洋大学の相澤晃が加入しますから今回勝てれば、しばらく旭化成の時代が続きそうですね。
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