マラソン川内優輝はドーハ世界陸上で入賞できるかを予想してみる
マラソンの川内優輝 がドーハ世界陸上2019で入賞出来るかを予想してみました。
なぜ川内優輝だけの予想をするのかというと私が川内優輝の大ファンだからです。
まず、東京オリンピック2020の予選会「MGCファイナル」を辞退しての世界陸上出場に賛否両論がありましたが、私は世界選手権に出場して良かったと思う派です。
理由は3つ
・オリンピックと世界選手権の価値(レベル)はそれほど変わらない。
・年齢を考えると1年でも早く世界と勝負した方が良い。
・そもそも「MGC」に挑戦してもオリンピックに出場が出来るか判らない。
と、いう理由から私は川内優輝が世界選手権を選んで正解だと思ってます。
厳密に言うと東京オリンピックに出場出来る可能性も0ではないですし…。
で、本題に戻りますが
世界選手権で入賞出来るかを予想したいと思います。
川内優輝は世界選手権に過去3回出場しております。(今回で4回目。これって実は超凄いです!)
・2011年 17位 2:16'11"(韓国大会)
・2013年 18位 2:15'35"(モスクワ)
・2017年 09位 2:12'19"(イギリス)
2017年のロンドン大会は途中で転倒しながらも9位、しかも8位との差はたったの3秒。 転倒してなければ入賞していたのでは?という素晴らしい走りでした。
なのでこの2年前の川内優輝を基準として考えてみたいと思います。
2年前と比べてのプラス点とマイナス点
・公務員を辞めてプロに転向
・結婚した
・3度世界選手権を経験値
・年をとった。(2歳)
・暑さ
・びわ湖毎日マラソンからの成績がパッとしない
2年しか経っていないですが、大きく変わった点と言えば
プロになった事
公務員を辞めて競技に専念したと言う点でしょうか?
今まではフルタイムで仕事をしながら練習の時間を作って、治療などのアフターケアも満足ではなかったはずです。
それが、今回は100%競技に集中できる状態になりました。さらに結婚もして栄養面や精神面でも安定したはずです。
これは結構大きいです。働きながら競技をするってめちゃくちゃ大変ですよ?
私は実業団選手として5年間活動しましたが、仕事をある程度免除 してもらっていたから競技が出来ました。
もしフルタイムで働くとなったらどこかで挫折していたはずです。続いてたとしても長くて1年間くらいでしょう。
経験則から
フルタイムで働いてどうやって練習するの?
って思ってしまいます。
金銭面でも恐らく公務員の時よりも10倍(私の勝手な推定です)にはなっているはずです。
なので、合宿地や治療などにもお金が使えるので練習も質の高い事が出来ると思います。
この点は2年前よりもかなりプラスになるでしょう。
年齢的に2つ歳をとったマイナス点はありますがプロになったプラス点の方が大きい と感じます。
と、いう事は入賞できる?
そんな簡単ではないでしょう。
何故ならドーハは暑いから。
マラソンレース当日、スタート時のドーハの平均気温が26度~31度で湿度が60%~80%程度だそうです。
自分でも公言していますが川内優輝は大の暑さ嫌いです。
私もそうだったので分かるのですが暑いのが苦手だと暑い時は本当に走れないです。
戦闘能力が30%程度落ちるイメージですかね。
もちろん暑いのは皆さん同じなので全員戦闘能力が下がるのですが10%~20%程度で済みます。
それがどう影響するのか?
入賞は厳しい
というのが私の予想です。
外れてほしい予想ですが厳しいそうです。
川内優輝自身の戦闘能力は2年前とイーブンくらいかと分析しましたが暑さという外的要因マイナス要素が大き過ぎました。
入賞して欲しいのが本音ですが予想するとなるとこうなってします。
ただし、雨が降れば話は少し変わります。
2018年にボストンマラソンで優勝した時もそうでしたが寒かったり雨が降ったりなどの悪条件にはメチャメチャ強いです。寒くなるという事はありませんが少しは涼しくなる事があればわかりません。
そこでドーハでこの時期に雨が降る確率を調べたところ
ほとんど雨が降る事はない
との事でした。
奇跡を祈ります!
2019世界選手権10000mの予想はこちら
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