第32回出雲駅伝2020の予想 青山学院と東海大学の一騎打ちか?
第32回出雲全日本大学駅伝2020の予想をしていきたいと思います。
結論から申し上げますと
東海大学が優勝すると予想します!
何故ならばスピードランナーが揃っているからです。(あと私の母校だから)
とは、言え簡単には優勝出来ないと思いますし
私の予想だと
東海大学と青山学院大学の一騎打ちになりそうなので2校を中心に戦力分析をしていきますね。
目次
大本命東海大学
大本命は私の母校の東海大学です。
前回は4位と振るわなかったですが今年は優勝すると予想します。
総合成績 4位 2時間10分18秒
1区(08.0㎞)4位西川雄一郎【24分28秒】
2区(05.8㎞)6位坂口 竜平【16分37秒】
3区(08.5㎞)6位塩澤 稀夕【24分09秒】
4区(06.2㎞)2位市村 朋樹【17分29秒】
5区(06.4㎞)4位鬼塚 翔太【18分12秒】
6区(10.2㎞)2位西田 壮志【29分23秒】
※赤字は卒業
前回からのダメージ指数
マイナス50点
西川雄一郎、坂口竜平、鬼塚翔太の卒業
黄金世代と言われた世代の卒業は痛いのですが去年の出雲駅伝だけの話をすればそれほどでもないかもしれません。
關颯人と館澤享次は怪我で走れなかったですし、西川雄一郎、坂口竜平、鬼塚翔太は本来の走りが出来ていませんでした。
現存のメンバーで十分カバー可能だと考えます。
プラス要素
名取燎汰の復帰。石原翔太郎、喜早駿介の加入。
名取燎汰が昨年の全日本大学駅伝から戦力として計算出来るようになったのは大きいですね。
新入部員の中で即戦力になりそうなのが昨年の全国高校駅伝でも活躍した石原翔太郎、喜早駿介などです。
ただ、こちらは春のトラックシーズンなどの結果が分からないので未知数です。
ゴールデン世代が抜けても強力な東海大学
ゴールデン世代と言われた世代が卒業して大幅な戦力ダウンかと思いきや
そんな事はありません。
むしろ今年の四年生の方がゴールデン世代なのでは?
と、思うほど戦力が充実しています。
特に塩澤 稀夕、西田壮志、名取燎汰
の3名が本調子で本番を迎える事が出来れば鬼に金棒状態になると思います。
っと言うのも、昨年の三大駅伝の結果を見ると↓
出雲 | 全日本 | 箱根 | |
塩澤稀夕 | 3区6位 | 3区3位 | 2区7位 |
西田壮志 | 6区2位 | 4区1位 | 5区7位 |
名取燎汰 | 不出場 | 8区2位 | 4区2位 |
この3人は3大駅伝でエース区間で安定して区間上位で走っているんですよね。
順調であれば出雲駅伝でも1区3区6区を担うのではないでしょうか?
3人がこの区間を走る事が出来れば東海大学の優勝確率はかなり上がると思います。
ざっくりと理由
東海大学の強みは
・黄金世代が抜けても戦力充実
・主力3人の安定感
・新入生も強い
・スピードランナーが多い
・伝統的に出雲駅伝と相性が良い
って感じですかね。
以上の理由から東海大学が優勝すると予想しました。
対抗 青山学院大学
対抗は箱根駅伝で優勝して前回5位の
青山学院大学です。
昨年の出雲駅伝はパッとしない成績でしたが今季は優勝候補筆頭です。
総合成績 5位 2時間10分51秒
1区(08.0㎞)7位 湯原慶吾【24分35秒】
2区(05.8㎞)1位 岸本大紀【16分16秒】
3区(08.5㎞)4位 吉田圭太【23分58秒】
4区(06.2㎞)1位 神林勇太【17分24秒】
5区(06.4㎞)6位 立石尚人【18分36秒】
6区(10.2㎞)5位 中村友哉【30分02秒】
※赤字は卒業
前回からのダメージ指数
マイナス10
5区、6区の立石尚人と中村友哉が抜けますが4区まで首位だった4人が残る方が大きいです。
箱根駅伝で活躍した鈴木塁人や吉田祐也は出雲駅伝は走っていないのでそれほどのダメージはありません。
プラス要素
全国高校駅伝で1区区間賞を獲得した
佐藤一世の加入
日本人歴代最高記録で1区を制した彼が加入するのは大きいですね。
順調に成長すればいきなりアンカーを任せても大丈夫な存在です。
つまり、昨年のメンバーがそのまま残ってパワーアップした状態で出雲駅伝に臨むという事になります。
去年よりも強力な青山学院大学
一つ確かな事は昨年よりも確実にパワーアップしているという事です。
特に岸本大紀、吉田圭太、神林勇太 の3本柱は心強いですね。
昨年の三大駅伝の結果を見ても分かる通り…
出雲 | 全日本 | 箱根 | |
岸本大紀 | 2区1位 | 2区5位 | 2区5位 |
吉田圭太 | 3区4位 | 7区2位 | 1区7位 |
神林勇太 | 4区1位 | 3区9位 | 9区1位 |
この3人が本調子で本番を迎える事が出来れば東海大学に勝てる可能性も出てきます。
特に今季は吉田圭太と神林勇太が春からチームに帯同しているので昨年よりもさらに期待が出来るのではないでしょうか?
以上の理由から青山学院大学が東海大学の対抗1番手とさせて頂きました。
駒澤大学も有力
東海大学と青山学院大学ばかりに注目していると…
とツッコミを受けそうですが
確かにその通り!
昨年のスーパールーキー田澤廉が残り、高校駅伝で活躍した白鳥哲汰や鈴木芽吹など強力な新入生が加入して
1.2年生だけの戦力を見れば恐らく大学ナンバーワン
出雲駅伝はスピード駅伝なので下級生だけでも十分に対応が出来ます。
田澤廉が昨年同様に3区で快走すればワンチャンスあるかもしれません。
ただ、春のトラックシーズンがコロナウイルスの影響でなくなり戦力指数がいまいち不明だったので今回私の予想からは外しました。
他にも前回優勝の國學院大学をはじめ、西山和弥や吉川洋次などが復活すれば面白い東洋大学、下級生が強い早稲田大学など優勝の可能性がある大学は多数存在します。
私は東海大学が優勝すると予想しましたが、実際はどこが優勝するかわかりません。
アンカー勝負になると予想
どちらにしても接戦が予想されます。
私の予想では昨年同様にアンカー勝負になるのではないかと思ってます。
出雲駅伝は距離が短く差がつきづらい大会です。
アンカーまでに勝負をつけるのはかなり難しいです。
アンカーに繋ぐ前に勝負をつけるか?
それともアンカー勝負に持ち込むか?
監督の采配勝負にも注目です。