③鍼灸マッサージ師の情報交換会(情報交換会が終わってから…)

前回からの続きです。

 

今回の情報交換会(飲み会)は

物凄く盛り上がりました。

笑い過ぎて腹筋が痛くなるのは久しぶりです。

あまりにもうるさくて

店員さんに

店員さん
店員さん
少し静かにして下さい。

と怒られたほどです。

他のお客さんに迷惑かけてもアレなのでそこでお開きとなりました。

一人になって…

情報交換会(飲み会)が終わって一人になった時

昔の同級生と神奈川衛生学園の話をしていたからか

生井
生井
鍼灸マッサージ師の資格を取るのに結構苦労したなぁ…

とか学生時代を思い出してしまいました。

国家試験だけでなく

普通の定期試験や実技試験も大変だったし

健康運動実践指導者の資格試験もダンスが大変でした。

オッサンマン
オッサンマン
そんなに大変な資格じゃねーだろ!

っとツッコミを受けそうですが

そんな事はないです!!

特に私はそれまで勉強などをした事がなかったので余計に苦労しました。

今回の情報交換会(飲み会)でも

岡崎幸恵
岡崎幸恵
学生の頃は勉強大変でしたよね。

本当だよ。苦労した…。それにしてもよく俺なんかが国家試験合格出来たよ。そこは先生に感謝しないといけない。
生井
生井
岡崎幸恵
岡崎幸恵
ほんとそうですよね。よく教えくれたと思います。感謝カンゲキ雨嵐ですね。

私は○○先生が好きでしたね。〇〇先生の教え方が良かった
関戸美咲
関戸美咲
和田里沙
和田里沙
私はメガネの人が素敵だと思いました。だって天才か変態しかいないから。

などなど、
苦労話も結構しました。

学力テストも大変だったし実技試験も大変だったのです。

生井
生井
皆、苦労して資格を取得しました。

 

ちなみに

私が1番大変だったのは

お灸の卒業実技試験です。

 

米田先生には迷惑をかけた

そう!忘れもしないのが

お灸の卒業試験です。

まず通常テストで落ちて

後がない崖っぷちの状態の再試験を受ける事になったのです。

その時の台は米田先生でした。

3分間お灸を10壮腰に行うというテストだったのですが

あまりにも緊張してラスト1壮を時間がなくてとんでもない大きさのもぐさを握ってしまったのです。

当時の私の心境は…

生井
生井
これに火をつけたら流石に火傷するぞ。
でも、取り敢えず10壮完成させなければ合格できないし…。作り直す時間もないし、どうしよう

あまりにも大きいお灸を腰に乗せてしまった為に迷います。

  • 火をつけるべきか?
  • やめるべきか?

約5秒間ですが

私の中での天使と悪魔が戦ってました。

心の中での戦い
天使
天使
こんなでっかいお灸に火をつけたら火傷をするわ。止めましょう。時間はまだあります。作り直しましょう。
火をつけちゃえよ。もう時間がないし、相手が火傷しようが関係ねぇよ。とにかく10壮やらなきゃ不合格だぜ。
悪魔
悪魔
天使
天使
いけません。合格よりも大切なものがあります。米田先生が痛い思いをしてもいいんですか!
いいんだよ。合格出来なかったら3年間が無駄になっちまうぜ。今やらなければ、留年だぞ。
悪魔
悪魔

と、私の中の天使と悪魔が口論をしまくりました。

結論としては

生井
生井
やるっきゃない!

着火してしまいました。

生井
生井
魔が差しました。ゴメンナサイ

 

流石に不合格かと思ったのですが

合格でした。

何と、あの激アツなお灸を声を出さずに我慢してくれたのです。

終わった後少し様子を見ていたのですが

完全にやられていました。

生井
生井
飛び跳ねるくらい熱かったと思うのですが、私の為にぐっと我慢してくれたのです。あそこで「熱い」みたいに叫ばれていたら流石に不合格だったと思います。

これは他の先生も知らない私と米田先生だけの秘密の出来事です。

米田先生には

「生井君、すっごく熱かったからね」

と、通知を渡されるときに言われました。

ええ、めっちゃ熱かったと思います。

 

昔話をしたかった

そう考えると今の私があるのも

米田先生のお陰です。

米田先生が我慢して火傷をしてくれたお陰で私は卒業出来たからです。

ルフィでいうところのシャンクスです。

(画像引用元ワンピース1巻第一話)

 

もし、お会いする機会があれば

あの時の事を一言謝りたいです。

そして語り合いたかったです。

例えば…

生井
生井
あの時のお灸は申し訳ございませんでした。火傷させて…

みたいな感じで、です。

もしかしたら

米田先生
米田先生
そんな事あったけ?

なんて言われてしまうかもしれません。

又は

米田先生
米田先生
いや、熱かったよ。あの時は叫びそうになったよ。

とか言ってくれるかもしれない。

仮にもし覚えていてくれたら…

生井
生井
あの時は緊張しすぎて手汗でうまく出来なったんですよ。せめて時間内に終わらせようと思って・・・。仕方なかったんです。

みたいな言い訳をしながら一杯飲みたかったです。

そして今日のように軽くバカ騒ぎをしたかったです。

こんな感じで↓↓

(画像引用元ワンピース1巻第一話)

 

ただ、米田先生は卒業後に亡くなってしまったので

私のこの希望は一生叶う事はありません。

いや、生きていたとしても

特別な関係だった訳でもないので一緒に飲みに行くという事は実現できなかったかもしれません。

生井
生井
連絡先も知らないし、先生を誘うって勇気もありません。

そもそも卒業してから学校関係者と交流を持つことって少ないです。

現に神奈川衛生学園を卒業してから生徒同士でも実際に会った事がある人なんて10%もいません。

残り9割の人とは「今生の別れ」となっています。

恐らくこれからも会う事はないでしょう。

でも!!

生きていれば…

奇跡的に例えばこの飲み会の隣にたまたま米田先生が飲みに来ることだって偶然にあるかもしれません。

いや、飲み会でなくても街で偶然にでもあって2分くらいでも会話が出来て「卒業実技試験」の話が出来たかもしれません。

その可能性が0%になってしまうのは悲しい事だな。って、今更ながらに思ってしまいました。

だって、あの「卒業実技試験」の話が私と共有できるのは世界で米田先生だけだからです。

生井1
生井1
偶然のチャンスすらないのは悲しいです。

笑い過ぎたり、悲しくなったり、喜怒哀楽が激しい夜でした。

生井
生井
突然に思った事を書いたので構成が滅茶苦茶になってしまいました。ゴメンナサイ。これで終わりです。

 

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