独立開業するのって大変ですか?
鍼灸マッサージ師となり独立開業してからよく質問されるナンバーワンが
「独立開業って大変ですか?」
です。
同業者から聞かれる事もあれば他業種の方からも質問されます。
最近ではメール等で質問がくるので
もう面倒なので
ここで
ブログで
お答えしますね!
結論から申し上げますと…
大変じゃないです!
確かに
独立開業すると
①事務作業(レセプト・確定申告書類の作成)
②営業活動(ホームページ作成・集客活動)
③電話対応(健康保険組合やお客様対応)
④管理(同意書や申請書、警察届け出)
⑤施術(鍼灸マッサージ)
などなど5つの事を一人で行う事になります。
訪問マッサージの会社に入社すると
①~④までは事務の方や営業の方などがやってくれるので
基本的に鍼灸マッサージ師の国家資格を持っている人は⑤の施術だけをしている事が多いです。
それを独立開業すると全部する事になるので
一見すると大変そうなのですが…
大変そうに思えるかもなのですが…
実は
そんな事はありません!
もちろん楽ではないですけど
大変指数でいうと50くらいです。
「大変指数って何だよ!!
意味わかんねーよ。」
と、思う方もいらっしゃると思います。
(私自身もよくわかってません)
普通に働く大変さを100とした時に
私が勝手に数値化した大変度です。
(この説明も意味わからないですかね…)
参考までに
私の人生で
「大変指数」を数値化すると…
目次
小学生(サッカー少年時代)
大変指数60
・30夏に水が飲めない
・30コーチの暴力が認められた時代
中学生(陸上競技時代)
大変指数40
・30陸上競技初心者
・10大会が多すぎての疲労感
高校生(陸上競技時代)
大変指数80
・30厳しい上下関係
・20厳しい練習
・30怪我ばかりの競技生活
大学生(陸上競技時代)
大変指数100
・301年生の雑務(食当・掃除・電話番)
・10慣れない勉強
・30慣れない集団生活
・30箱根駅伝などプレッシャー
社会人(実業団時代)
大変指数100
・30初のお仕事(ただ椅子に座っている)
・30大会の緊張感(ニューイヤー駅伝)
・30練習量の増加(怪我の多さ)
・10浜松の暑さ・寒さ
社会人(営業時代)
大変指数300
・100毎日残業(しかも朝早い)
・050たまに休日出勤(もちろんサービス)
・050過酷なノルマ
・100複雑な人間関係
・050通勤時間
・050無意味な会議
専門学校(鍼灸マッサージ師)
大変指数30
・30国家試験の勉強
独立開業(鍼灸院)☚今ここ
大変指数50
・25事務作業(レセプト等)
・25集客
数値化すると今は
小学生や中学生時代と同じくらいの大変さです。
実際に働いていた社会人時代(営業時代)と比べると6倍くらい楽です。
私の感覚ですがね。
なので
独立開業は
大変ではないのです。
「もっと具体的に言えよ!!」
と、感じですよね。
簡単に説明すると…
まず大変でない理由として独立開業すると
通勤時間0分
残業(サービス残業)0分
意味ない会議0分
仕事時間外の電話0分
ホウレンソウなし
休日出勤(サービス)0日
複雑な人間関係0人
面倒な事が全てなくなります。
小学生や中学生だって通勤時間(通学時間)20分はありましたよ。
今は0分ですから。
通勤時間って
私の考えだとかなり無駄な時間だと思っているんですよ。
仮に片道1時間通勤時間に使っているとなると
往復で2時間
毎日2時間って
もう
それは自分の財産を捨てるのと一緒なので
超勿体無い
です。
2時間あれば
かなりの仕事が出来ますよ!!
他にも残業とか意味のない会議とか休日出勤とか
そんな時間をかき集めると
とんでもない時間になります。
独立開業すると
それが全部自分の時間として使えるのです。
なので
独立開業をすると
鍼灸マッサージ以外の仕事の部分が確かに増えるのですが(事務作業や営業活動)
その時間をここに充てる事が出来ます。
一人で仕事をするとやる事(仕事量)は当然増えるですが
同時に無駄な事もなくなるので
時間に追われるとか
人手が足りないとか
そんな事はないのです。
つまり
大変ではないのです。
さらに
面倒な人間関係もありません。
だって一人ですから。
一緒に働く人で気の合わない人や嫌な人がいたら
絶対に毎日苦痛です。
仕事は選べても上司や同僚は選べません。
仕事で離職する理由のナンバーワンは
仕事場の人間関係です。
面倒な人や怖い人や仕事が遅い人もいると
対応する時間とか面倒な事ありますよね?
時間も使いますよね?
それがないのです。
じゃあ、
「お客さん(利用者さん)で嫌な人はいないの?」
とか聞かれそうですが
おりません!
仮にこれからの未来でそんな方が現れたとしても
私の判断で
「お受けしない」
という事もできます。
社会人(営業時代)はこれは絶対に出来ませんでした。
ノルマ第一で
どんなにわがままで嫌なお客さんでもペコペコと頭を下げて付き合いしなければならなかったのです。
業販の方なんて絶対にそうですよね。
考えてみると
これって凄いストレスですよね。
仕事とは言え…
でも、今は自分の判断で
「お受けしない」
という事も出来ます。
(因みに今までに人間性が問題でお断りをした事は一度もありません)
だから今後
嫌な人と仕事する事は一切ないのです。
なので
仕事でのストレスは
ほぼ0です。
大変でもなくて
ストレスもほぼ0です。
「とは言え不安な事もあるでしょ?」
と、聞かれる事もありますが…
ありません!
厳密に言うと…
私はありません。
(他の独立している鍼灸マッサージ師の人は知りません)
この先に不安な事は出てくるのかもしれませんが
今は本当にないんです。
その不安でない明確な理由があるのですが
このブログには載せる事は出来ません。
聞きたい方は個別に聞いて下さい。
だから
鍼灸マッサージ師の免許を持っている人は早く独立した方が良いと思ってます。
何故ならば
開業権もあり
業務独占
で初期費用もかからない
在庫もかかえなくてよい
なので、リスクは他の業種と比べると
すごく低い。
多分、失敗したとしても失うものって
他の業種と比べると少ないと思うんです。
だって保健所に開業届けさえ提出すれば
0円で始められるのですから。
ただ
言ってる事が矛盾してるかもですが
忙しい事は忙しいです!
使える時間を要領よく使えないと
パンクします。
忙しいですが使える時間は豊富にあるから大変ではないのです。
まぁ
はっきり言える事
それは…
満員電車乗って
1時間前に出社して
サービス残業して
休日出勤して
有給休暇もほとんど使えなくて
無駄な会議や電話をしなきゃいけないサラリーマンと比べると
遥かに楽です。
これから独立開業するのを考えている人は
いかに要領良く出来るかがポイントですよ。