設楽悠太は凄かった!マラソン(MGCファイナル)の感想

本日(9月15日)は陸上競技をかじった人なら誰もが注目する東京オリンピック選考会(通称MGC)でした。

私の感想を結論から申し上げますと

設楽悠太は凄かった!

この9月という暑い時期に大事なマラソンレースで1km3分を切るペースで一人旅に挑戦。

関係者や経験者ならわかってくれるかと思いますが、これだけで凄い事です。

3分を切るペースって一流選手が冬マラソンでペースメーカーがついてやっと最後まで行けるかどうかのスピードですよ!

私が現役でも半分もついていけません。

参考

設楽悠太 ハーフ通過で63分27秒

私は冬でハーフベスト 63分23秒

それをこの大事な選考会で実践するなんて…。

凄い勇気です。

生井
生井
この一発勝負の選考会でやるなんて凄い勇気です。


繰り返しになりますが、ともかく夏マラソンで最初から飛び出すこの走りはリスクが高過ぎます。

・1人でペースを作らないといけない。

・風除けが出来ない

・夏マラソンは後半予測不能

色々なものが積み重なり体力消耗が2倍にも3倍にもなります。

後半、体温と気温が上がった時に身体が動かなくなる!リスクが急上昇します。

マラソンで一度身体が動かなくなると、もうピロピロのヘロヘロになってしまい、とても優勝なんて出来ません。

ゴール出来るか出来ないかのレベルになります。

普通は前半はみんなで仲良くペースを作って後半勝負というのが普通です。

それをスタート直後から冬マラソンペースで一人旅!リスクを恐れない走りに感動しました。

結果的には設楽選手も夏マラソンの魔物に掴まり

今大会でのオリンピック内定とはなりませんでしたが、それでも37㎞まで先頭を守り一人旅にチャレンジした姿は素晴らしかったです。

一応言っておきますが設楽悠太だからこそ37㎞までもったんですよ!!

夏マラソンであのペースであそこまで先頭で粘れる事自体凄い事なんです!

選考会だと普通は牽制してしまいこういった展開は見られないんですけどね。

設楽悠太選手のお陰でレース展開に色々な動きがあり楽しむ事が出来ました。

オリンピックの可能性は十分にある

で、オリンピックの可能生はまだまだ十分にあります。

今日の走りを見る限り冬のマラソンでペースメーカーがついて気象コンディションが良ければ2時間5分50秒を切る可能性は十分にあります。

今日一番強かったのも設楽悠太だったと思っています。ただ走り方を少し間違えただけ。

まだまだ、これからの3レース(福岡国際マラソン、東京マラソン、びわ湖毎日マラソン)に注目です。

MGCファイナルの結果

 1位 中村匠吾(富士通)※内定
 2位 服部勇馬(トヨタ)※内定
 3位 大迫 傑(ナイキ)※有力候補

 

オリンピック女子マラソンの予想はこちら↘↘

 

 

 

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